矯正歯科
当院の矯正歯科
矯正治療の特徴
- マルチブラケット矯正(ワイヤー矯正) 一般的なワイヤー矯正で、歯の表面に装着したブラケットとワイヤーやゴムの力で歯を移動させる矯正治療です。歯一本一本に対して力のコントロールが可能なため、幅広い症例に対応できるので、大きく乱れた歯並びに対しても治療が可能な方法です。
- マウスピース矯正(インビザライン) マウスピースを装着し続けることで歯を綺麗に並べる方法で、透明で目立ちにくく、取り外しも可能です。ワイヤーが目立つのを気にされて今まで矯正治療をためらっていた方に近年非常に人気の矯正治療です。
- 筋機能療法(マイオブレース) 主にお子様に行う矯正治療です。不正咬合の原因の多くは、幼少期の悪習癖(指しゃぶり、舌を出す癖など)にあると考えられています。専用のマウスピース型のトレーニング装置を使用する治療法です。お口周りの筋肉を鍛えたり、舌の正しい動かし方をトレーニングすることで悪習癖を取り除き、正しい顎骨の成長を促し歯列不正の予防、改善を図る矯正治療です。柔らかいマウスピースの使用や、トレーニング目的のアクティビティが治療の中心なので年齢があまり関係なく、ご家族の方がお子様の歯並びに不安を感じた時点からすぐ始められる方法です。
無料カウンセリング実施中
当院では矯正の初回カウンセリングを無料で行っております。少しでも歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
矯正治療の流れ
- カウンセリング
- 検査
- 診断
- 治療開始
- 保定
- メインテナンス
矯正治療を希望の患者さんは、まず始めにご自身の口元で気になっていることや治療に対する希望などを伺います。その後、治療にかかる費用や期間についてご説明差し上げます。最後に矯正治療の前に治療すべき虫歯などがないか口腔内の診察を行います。
治療計画を立案するために、歯型、レントゲン、CT撮影や口腔内写真撮影などの資料収集を行います。
収集した写真や、石膏模型を使ってセットアップ模型を作製します。実際に模型上で歯を動かして作る矯正後のシミュレーション模型です。これを画像上で患者さんのお顔に当てはめて、違和感がないか確認します。
シミュレーション通りに歯を動かせるように作製したブラケット装置を歯に装着していきます。基本的に痛みを伴う処置ではないですが、装着の日のアポイントは時間を長くいただきます。上下同時に装着すると、痛みや違和感が強く出てしまう場合があるので、上下を2回に分けて装着する場合もあります。矯正開始後は月に一回程度来院いただき、ワイヤーの交換と衛生士によるメンテナンスを行います。ブラケット装置を装着すると、ブラケット周囲にプラークが付着しやすく虫歯のリスクが高まるため、ご自身によるブラッシングと歯科医院でのメンテナンスがとても大切です。
矯正が終了すると、それまで装着していたワイヤーなどの装置を全て外してしまいます。しかし矯正が終わった直後は、もとの噛み合わせ噛み合わせに戻ろうとする、後戻りの力が働いているため、そのまま放置しておくとまた歯並びが悪くなる可能性があります。後戻り予防のために保定装置を作製し、矯正治療終了時の一番綺麗な状態をキープするための装置を一定期間使用していただきます。
治療後の後戻りが起きていないか、新たな虫歯ができていないかなどを定期的にチェックし、ご自身のブラッシングでは除去しきれない歯石などの汚れを除去します。問題点の早期発見、早期治療のため定期的なメンテナンスをお勧めします。
矯正治療を検討されている方へ
以前は患者さんにとって歯科医院は歯が悪くなってから行くものという認識が強いイメージでした。しかしインターネットやSNSで多くの情報が簡単に手に入るようになった。昨今、患者さんの口腔衛生への関心が高まっており、虫歯や歯周病を予防するために歯科医院へ行くという方が多くなったように感じています。
ブラッシングや、セラミックを使った虫歯治療のように、ご自身の歯を守る良い方法はたくさんありますがその中でも、口腔内に起きる様々なトラブルから歯を守る、最大の予防法は矯正治療だと言われています。見た目のコンプレックスを改善するためにも矯正は良い方法ですが、歯ブラシをかけやすく、噛み合わせの力をうまくコントロールし、将来ご自身の歯を一本でも多く残すための治療として実は矯正治療が一番お勧めの方法です。
子供の矯正
子供の矯正治療について
子供の矯正でポイントになるのは今後まだ顎の骨が大きくが成長するという点です。そのため乳歯列の間は正しい顎顔面の骨の成長を促すためのトレーニングや、不正咬合の原因となり得る悪習癖を取り除くことが主になります。
12歳ごろになれば永久歯列が完成し始めますが、その年齢になってからもまだ顎の成長はしばらく続くので、ワイヤー矯正を行ったとしても、ある程度の不正咬合が改善されれば早期にブラケットを外しその後の成長を見守ります
矯正を始める時期
当院ではマイオブレースという、柔らかいマウスピース型のトレーニング装置を使用した矯正を行っております。トレーニングがご自宅できちんと行える年齢であれば、気になったその時点から治療が開始できるのが大きな特徴です。ですので、お子様の歯並びで気になることがあれば、年齢を問わずいつでもお気軽にお問い合わせください。
矯正治療の重要性
成人してからの矯正治療は、顎骨の成長が終了してしっかりと硬くなっているため、どうしても子供に比べると歯が動きにくく治療期間が長くなり、治療方法も複雑になってしまいます。
もし矯正を将来的に考えているのであれば、顎骨が柔らかく活発に成長している子供のうちに短期間で矯正を終了させておくのがお勧めです。
子供の矯正のメリット・デメリット
メリット
- 成人に比べると治療期間を短縮できる
- 費用が成人と比較すると安い
- 成長してから虫歯で悩むリスクが軽減できる
- 思春期に口元のコンプレックスで悩むことがなくなる
デメリット
- 大人に比べると意思の疎通が難しいため治療を断念せざるを得ない場合がある
- 一人でのブラッシングが難しいので、ご家族のサポートが必要
- 矯正治療終了後の生活習慣や、顎骨の成長の度合いにより二期的な矯正治療が必要になる場合がある
矯正の治療期間について
半年から2年をひとくくりと考えています。その時点で完全に終了する場合もあれば、顎骨の成長が終了した10代後半に成人矯正として再矯正を行う可能性もあります、その場合も2〜3年が目安ですが、小児矯正が終了しているため治療がスムーズに進行します。
時間がかかるケース、かからないケース
時間がかからないケース
顎の骨が大きく、歯の重なりの程度が少ないケースは比較的短い期間で矯正を終了することができます。
時間がかかるケース
顎の骨が小さくて抜歯が必要なケースは治療が長期間に及ぶ場合が多く、特に上の顎と下の顎の骨の大きさの差が大きいケースは、治療期間が長くなることに加えて骨切りなどの外科矯正を検討する必要があります。
大人の矯正
大人の矯正治療について
ワイヤー矯正や、マウスピース矯正が主になります。成人の場合は顎骨の成長が終わり硬い骨質のため、治療期間は小児と比較すると長く2〜3年が目安です。
また成人はそれまでに歯を削って治療を行っていたり、大きくすり減っている歯がある場合がありますので、理想的な歯並び、噛み合わせを作るためにセラミックなどを使用して綺麗な歯の形を作るための補綴処置が矯正後に必要になる場合もあります。
矯正治療の年齢制限
明確な年齢制限はありません。何歳からでも始めることができます。
こんな方はお気軽にご相談下さい
- 今まで歯科治療が苦手で、悪い歯があるのは分かっているが自分ではどうして良いか分からない方
- もう直せないとご自身の治療を諦めかけている方
矯正治療をうまく利用することで理想的な状態を目指して治療することができるケースがありますので、そんなお悩みのある方はぜひご相談ください。
矯正の抜歯と非抜歯
顎の骨が小さくて、綺麗に歯を並べるためのスペースが不足しているケースは抜歯が必要になることがあります。
大人矯正のメリット
- 綺麗に歯を並べることでプラークが溜まりにくく、歯ブラシをかけやすくな り、虫歯や歯周病の予防に効果的。
- 悪い噛み合わせを治し、力のコントロールが行えるため歯や顎にかかる負担を軽減して、歯の破折や噛み合わせの予防、改善が図れる。
- 口元のコンプレックスが解消できるため笑顔に自信が持てる。
大人の矯正に使用する矯正装置
マルチブラケット装置というボタンのような装置を歯一本一本の表面に装着します。金属製の製品もあれば、半透明のプラスチックで目立ちにくいものもあります。
歯並びの乱れによる
身体のトラブル
- 虫歯・歯周病になりやすい 歯並びが悪い部分はプラークが溜まりやすく、歯並びが良い部分と比べてブラッシングにかかる時間を長くして、様々な角度から歯ブラシを当てないと綺麗にできません。その部分は歯並びが良い部分と比べると、虫歯や歯周病になるリスクが何倍も高くなります。
- 噛み合わせになる可能性がある 噛み合わせが悪いと、顎の関節に負担をかけるため長い期間負担がかかり続けることで、噛み合わせを発症する原因となります。
- 胃腸に負担がかかる 噛み合わせが悪いと歯の機能が十分に果たすことができないため食べ物をうまくすり潰せないので、結果的に胃腸に負担がかかりやすくなります。
治療中に気をつけなければいけない事
矯正治療中に虫歯にならないために
歯磨きを丁寧に行うことがとても重要です。矯正治療中はブラケットやワイヤーが歯の表面に装着されているため通常に比べると圧倒的に汚れが溜まりやすい環境になります。毎食後、いつも以上にブラッシングを丁寧に行い虫歯予防に十分注意しなくてはいけません。
治療中の調整とクリーニング
調整やワイヤー交換の際にワイヤーを外した状態でクリーニングを行います。毎日ご自身でしっかり歯磨きを行ったとしても、磨き残しになっている部位が必ずあります。歯科医院でのクリーニングも並行して受けていただくことで矯正治療中の虫歯の発生を抑え、ストレスのない矯正治療をサポートします。
生活習慣での注意点
繊維製の食べものや、ごぼうや人参などの根菜類を食べるときはブラケットが外れてしまう可能性があるため十分注意していただきたいです。また矯正治療中は歯が動揺している期間があるので、氷や飴を噛み潰すような行為も避けた方が良いでしょう。
マウスピース矯正
マウスピース矯正がおすすめな方
- 歯並びが気になるので矯正をしたいが、目立つブラケット装置を付けるのに抵抗がある方
- 前歯が少しだけ出っ歯、もしくはすきっ歯の方
- 軽度の歯列不正
マウスピース矯正の特徴
- 透明のマウスピースなので、装着していても周囲に気づかれない
- 薄い素材なので装着時の違和感が少ない
- 取り外しができるので歯磨きがしやすく、マウスピースを洗えるので衛生的
- 1日22時間以上、マウスピースを装着する必要がある
マウスピース矯正できないケース
- 奥歯を大きく動かす必要のある不正咬合のケース
- 上の顎と下の顎の骨のサイズに大きな差があるケース
治療期間について
1年から3年ほどの治療期間が目安となりましう。
マウスピース矯正の流れ
- カウンセリング 矯正治療を希望の患者さんは、まず始めにご自身の口元で気になっていることや治療に対する希望などを伺います。その後、治療にかかる費用や期間についてご説明差し上げます。最後に矯正治療の前に治療すべき虫歯などがないか口腔内の診察を行います。
- 検査 口腔内の写真や、レントゲン撮影を行い資料の収集を行います。またマウスピース矯正専用の口腔内スキャナーを用いて歯並びをスキャンします。10分程度でスキャンデータをAIが分析したシミューレーションが出来上がるのでその日のうちに治療終了時のイメージをご覧頂けます。
- 診断 ソフトウェア上で、矯正治療の計画をします。治療ステップや、必要なマウスピースの枚数を決定し最終的な治療終了時のイメージをご覧いただいた上でマウスピースの作製を開始します。
- 治療開始 マウスピースが完成次第治療を開始できます。治療開始当日は歯の表面の清掃を行い、スムーズに歯を移動させるために必要な透明なアタッチメントを歯の表面に装着したうえでマウスピースを装着しますので、当日は1時間程度のアポイントをいただきます。その後二週間から三週間に一度のペースで来院いただき、治療終了までマウスピースの交換を行います。
- 保定 矯正が終わった直後は、もとの噛み合わせ噛み合わせに戻ろうとする、後戻りの力が働いているため、そのまま放置しておくとまた歯並びが悪くなる可能性があります。後戻り予防のために保定用のマウスピースを作製し、矯正治療終了時の一番綺麗な状態をキープするための装置を一定期間使用していただきます。
- メインテナンス 治療後の後戻りが起きていないか、新たな虫歯ができていないかなどを定期的にチェックし、ご自身のブラッシングでは除去しきれない歯石などの汚れを除去します。問題点の早期発見、早期治療のため定期的なメンテナンスをお勧めします。
矯正治療メニュー
- 子供の矯正(ワイヤー矯正)
- 大人の矯正(ワイヤー矯正)
- マウスピース矯正
- マイオブレース
矯正料金
子供の矯正
ワイヤー矯正 | 330,000円 |
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マイオブレース | 150,000円 |
大人の矯正
矯正治療 | 660,000円 |
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マウスピース矯正
矯正治療 | 330,000円〜770,000円 |
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※税込表記になります。